竜飛海底駅、吉岡海底駅廃止へ 国内の「海底駅」消滅
青函トンネルにある世界初の海底駅「竜飛海底駅」と「吉岡海底駅」が廃止の方向で検討されていることが、2013年8月2日までにわかった。
2駅は非常時の旅客待避所や保線基地などの目的で設置された駅で、一般旅客の利用はできず、あらかじめ見学整理券を購入した人のみ利用できる。
JR北海道によると、15年度末の北海道新幹線の開業に向けての工事のため、吉岡海底駅は06年8月から見学を休止。竜飛海底駅も13年11月10日で見学を終了する。青函トンネルを走る津軽海峡線終点の地上駅・知内駅とあわせ、廃止の方向で検討しているという。