五輪で「独島領有」掲げた朴鍾佑、FIFA処分に「この経験生かしてがんばりたい」とコメント

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韓国サッカー協会は3日、ロンドン五輪で「独島は我が領土」と竹島領有を主張するメッセージを掲げた韓国代表の男子の朴鍾佑(パク・ジョンウ)に対し、国際サッカー連盟(FIFA)が代表戦2試合の出場停止と3500スイスフラン(約31万円)の罰金を科したことを明らかにした。

これについて朴鍾佑は3日、所属するチームの関係者を通じてコメント。「軽懲戒なので、控訴できないことは知っている」「懲戒の結果を謙虚に受け止め、この経験を今後の成長に生かしたい」「選手として、体験し難い大切な経験をした」などと自身の考えを伝えた。

朴鍾佑はこの日、ソウル市内のホテルで開かれた「2012年現代オイルバンク Kリーグ大賞授賞式」に出席し、功労賞を受賞。式典後、釜山に戻る途中でFIFAの決定について知ったという。

国際オリンピック委員会(IOC)は、FIFAの判断を基に、保留にしている銅メダル授与の可否を最終的に決定する。しかし、韓国では、今回の処分内容を「比較的軽い懲戒」と受け止めており、朴鍾佑がメダルを獲得できる可能性は高いとしている。

実際、韓国の多くのメディアが「メダルに青信号」と伝え、中には「朴鍾佑、銅メダル守る…事実上の免罪符」と報じるメディアもあった。五輪の騒動から今回の処分決定まで100日以上…。今のところ、韓国側に反省の色はない。

参照:ヘラルド経済
参照:国際新聞

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