プロ野球史に残る「七夕の悲劇」も、黒木の野球人生を変えた小宮山の言葉とは
12日放送、「人生が変わる1分間の深イイ話」(日本テレビ)では、「熱血!プロ野球SP」として、野球解説者の江川卓氏、達川光男氏らがゲストで出演。現役時代のエピソードを語った。
すると、イチローによるスポーツ誌中の「僕の中ではずっと前から黒木がナンバーワンのピッチャーですよ」という言葉とともに紹介された元ロッテのエース・黒木知宏氏は、「野球人生を大きく変えた試合」として、1998年7月7日、「七夕の悲劇」と呼ばれたロッテ対オリックスの一戦を挙げた。
同年、ロッテは日本タイ記録の16連敗を喫し、日本ワースト記録が迫るオリックス戦を迎える。全国中継が決まるほどの注目を集め、そのマウンドには黒木氏が登場した一戦。だが、ロッテは2点をリードした9回、黒木氏はハービー・プリアムをツーアウト、ツーストライクまで追い込みながらも、同点ホームランを許し、その後、逆転負け。ロッテは17連敗を喫した。
だが、落ち込む黒木氏に対し、厳しい言葉を投げたのは、当時チームメイトだった小宮山悟氏だったという。「あのホームランでもまだ同点だったじゃないか。だったら、あそこでマウンドを降りてはダメだ。最後まで諦めるな」といわれ、目が覚めた黒木氏。その後の活躍は、誰もが知るものとなった。
VTRが終わると、黒木氏は「周りの方たちは、労いの言葉をかけてくれるんですよ。よくやったとか、辛かったなとか。小宮山さんだけは叱ってくれた。打たれた瞬間、真っ白になりました。VTRにもありましたけど、ベンチに帰らず、カメラマン席に向かって帰っていったんですよ」と振り返ったのだった。
すると、イチローによるスポーツ誌中の「僕の中ではずっと前から黒木がナンバーワンのピッチャーですよ」という言葉とともに紹介された元ロッテのエース・黒木知宏氏は、「野球人生を大きく変えた試合」として、1998年7月7日、「七夕の悲劇」と呼ばれたロッテ対オリックスの一戦を挙げた。
だが、落ち込む黒木氏に対し、厳しい言葉を投げたのは、当時チームメイトだった小宮山悟氏だったという。「あのホームランでもまだ同点だったじゃないか。だったら、あそこでマウンドを降りてはダメだ。最後まで諦めるな」といわれ、目が覚めた黒木氏。その後の活躍は、誰もが知るものとなった。
VTRが終わると、黒木氏は「周りの方たちは、労いの言葉をかけてくれるんですよ。よくやったとか、辛かったなとか。小宮山さんだけは叱ってくれた。打たれた瞬間、真っ白になりました。VTRにもありましたけど、ベンチに帰らず、カメラマン席に向かって帰っていったんですよ」と振り返ったのだった。