『秘密情報部トーチウッド』の次なるステップは？ グウェン役のイブ・マイルズが語る

英国の人気番組『ドクター・フー』のスピンオフ作品として、エイリアンの侵入を阻止する秘密機関の活躍を描くSFドラマ『秘密情報部トーチウッド』。英米ではシーズン4の放映が終わった本作の今後について、グウェン・クーパー役を演じるイヴ・マイルズが語った。

英The Independent紙のインタビューに答えたイヴは、「次のステップは映画だと思う」と大胆発言。「この番組はシーズンごとに変化している。新鮮さを保ってファンに興味を持ち続けてもらうには、毎年変わっていかなければいけない。『LOST』や『ザ・ソプラノズ』はすごい作品だけど、シーズンを重ねていくと、だいたい内容は分かってしまうでしょう？　『トーチウッド』なら、予測のつかないことが待ち受けているという評判に応えることができるのよ」と続けている。

そういえば、シーズン3で5話編成のミニシリーズへと装いを新たにし、シーズン4は英BBCと米Starz局の共同製作により、グローバルに舞台を広げた『トーチウッド』。シーズン5の製作はまだ決まっていないが、形式を大きく変えることで新鮮さを保ってきた本作にとって、映画はたしかにふさわしい選択肢かもしれない。

なおイヴは、2013年に50周年を迎える『ドクター・フー』についても言及している。『ドクター・フー』シーズン4終盤に続き、2作品のクロスオーバーが再び企画されているというウワサが流れているところだが、前回のクロスオーバーに出演したイヴは、残念ながら自身のカムバックを否定。「そもそも『トーチウッド』は成人向けのテーマがいっぱいだから、家族向けの『ドクター・フー』とつなげるのは不適切だと思うのよね。クロスオーバーをやるのはかまわないけれど、私は関わっていない。銃やバズーカを持たせてもくれないでしょうしね」と答えている。

ちなみに、日本ではスーパー・ドラマTVにて、12月14日（水）よりシーズン1のアンコール放送がスタートする。 （二か国語版：毎週月曜〜金曜18：00〜、 字幕版：毎週月曜〜金曜27：00〜）（海外ドラマNAVI）