サッカーの女子ワールドカップドイツ大会で4強に進出した「なでしこジャパン」の活躍は、中国人ブロガーの間でも話題となっている。「紐曼何」さんは「日本女子サッカー4強おめでとう!」というタイトルでブログを掲載し、勝利を称えた。

 ブロガーは「サッカーは国民性をもっとも良く表すスポーツだと言われる」という言葉で書き出し、「日本がホスト国ドイツを破り、アジアのサッカー界に栄光をもたらした。勝利が決まると、数万人の観客たちはぼう然としていた」と賞賛。

 続いて「誰も日本が勝利するとは思っていなかったが、彼女たちは不屈の精神と鋼の意思、そして確かな技術力で勝利を呼び寄せた。身体能力で劣る日本がドイツに勝利したことは、中国サッカー界にも大いに刺激になる」などと続けた。

 また、別の中国人ブロガー「我不是湯唯」さんは、「4強どころかアジアでも優勝できない中国女子サッカーからすれば、遠い世界の話。でも、ドイツと戦って0対8でボロ負けしたことのある中国チームにとって、溜飲を下すようなできごとだったかもしれない」と解説。

 そして、日本サッカーが進歩した理由について「日本はサッカーを公益事業として発展させてきた面があり、選手たちは生活の保障を受けながらプレーしている。一方中国では、わずかな人数の選手たちが生活の保障のないまま、競技している」と指摘した。

 さらに、「中国女子サッカーは、一部の人間が利益を得るために行われている。公益性を高められれば、中国の女子サッカーも復活するだろう」とまとめた。(編集担当:西谷格)



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