21日のセリエA第29節で、ナポリと1−1で引き分けたミラン。レオナルド監督は試合後、試合について次のように語った。

「チャンスを失ったのかもしれないが、自分たちのプレーを見せる機会にもなった。(アレシャンドレ・)パトの交代に我々は動揺したね。だが、後半はチームがうまく攻めたし、文句を言うようなことは何もない。結果に対する悔しさはあるけどね」

「攻撃がうまく、カウンターにおけるクオリティーが高い選手たちを擁するチームを相手に、我々は今回も競争力があるところを示すことができた。最初の15分間を除けば、我々が試合を支配したんだ」

そのパトの負傷について、レオナルド監督はこのように話している。

「何があったのかは分からない。この間ケガをしたのと同じ足だと思う。しっかりチェックして、状況を見極めなければならないね。精神的なものなのかも分からないよ。彼は10日間、たくさん練習してきたが、何も言っていなかった。だが今日は、10分が過ぎたところで交代を求めたんだ。しかし、筋肉の痛みというのは、判断するのが難しい」

一方、同監督はタイトル争いについて、次のように続けた。

「いろいろな状況から、今季のリーグ戦はちょっと変わっている。かなり前から勝っており、そのためにつくられたチームがインテルだ。ミランはその勇気と誇りをもって、再び争えるようになった。ローマも連続して素晴らしい結果を残してきたし、今も最後までそのプレーを維持しようとしている。ただ、全体的な力を考えれば、インテルしだいだね」