モウリーニョ監督、ロンドンへの里帰りに複雑な心境
チェルシーとインテルはベスト8の座を賭けて16日に対戦するが、インテルのジョゼ・モウリーニョ監督にとっては多くの栄光を手にしたスタンフォードブリッジへの里帰りとなる。さすがの「スペシャルワン」にも様々な感情が交錯するようだ。

「スタンフォードブリッジでいいのは歩く距離が短いことだね。更衣室からベンチまでは5メートルしかない。スタジアムを横断しないでいいから、観客の感情や反応を感じないですむ。ベンチに座って、自分のゲームをやるだけだ」
「選手たちはピッチでプレーする。私はピッチの外でプレーする。私よりも選手のほうがずっと重要だ。勝敗が決まるのはピッチの上で、ベンチじゃない」
「だが、私はどちらのクラブのことも気に掛けている。それがプロというものだ。チェルシーが私の人生で重要な一部を占めていることを隠すことはない」

インテルはファーストレグに2−1で勝利している。