JUJU(撮影:野原誠治)
 3月4日に発売したセカンドアルバム「What's Love?」が、オリコン週間ランキングで自身最高位となる初登場3位を記録したJUJU。4月29日には、ニューシングル「明日がくるなら JUJU with JAY'ED」を発売。同作は5月9日より全国公開、榮倉奈々と瑛太主演による映画「余命1ヶ月の花嫁」の主題歌として書き下ろされた楽曲となっている。

――3月4日に発売したアルバム「What’s Love ?」がオリコン初登場3位を記録されて、リリース前後にはテレビなどで目にする機会も増えましたが、何か変化はありましたか?

JUJU:無いですね、全然(笑)。これといった変化は無いけど、mixiとかで「彼氏ができました」というメールが多くなったぐらいですね。「アルバムを聴くと恋したくなります」というのが多くて、その後「彼氏ができました」とか「彼女ができました」という反応が増えた感じです。

――JUJUさんは、テレビなどに露出することはあまり苦手ではないですか?

JUJU:苦手です(笑)。慣れないですねー。歌を歌うのが仕事なので、表立ってというのは元々苦手だったり。でも考え方を変えると、全ての人がライブに来られるわけではなかったりするので、テレビに出て歌を歌うのはすごく大事だなと思ったり。

――2008年4月から12ヶ月連続で行われてきたジュジュ苑が3月にファイナルを迎えましたが、他のアーティストの曲のカバーだけのライブを毎月続けるのはかなりハードだったかと思いますが。

JUJU:思った以上にハードでした(笑)。でも、「やって良かったな」というのが本当に素直な気持ちですね。

――毎回ステージにお客さんを上げられてましたが、印象に残っているお客さんは?

JUJU:「事務員」は歌が上手いのが印象的でした。上がってくる人で大概、歌が上手い人に「何やってる方ですか?」って聞くと、皆さん「事務です」と仰るので。もう都市伝説並みに“事務員は歌が上手い”という(笑)。

――ファイナルの他に、2008年12月のル テアトル銀座 by PARCOでもゲストにJAY’EDさんを迎えてましたが、今回のシングル「明日がくるなら JUJU with JAY’ED」でコラボレーションしたきっかけはどのように?

JUJU:最初、映画側から主題歌のお話を頂いた時に「長島千恵さんの気持ちだけでなく、恋人の赤須太郎さんの気持ちも入っている曲になると一番好ましいし、できればデュエットで」というリクエストだったんですよ。それで、「素直になれたら」とか「君のすべてに」から一緒に仕事をさせてもらっているプロデューサーのJEFF MIYAHARAがJAY’ED君のデビュー曲をやっていて、「素直になれたら」の制作中にJAY’ED君の音源を聴いたんですね。その時に、「なんて歌の上手い子だろう!?」と思って。JEFFとも「JUJUとデュエットしたら声が合うかもね」「何かの機会があったら、できるといいね」という話をしていたのがあって。それで今回デュエットというお話だったので、「じゃあ、JAY’ED君と」っていう風に。

――JUJUさんから見て、JAY’EDさんはどんな人ですか?

JUJU:もう素直で、シャイ(笑)。多分、私達の前で猫被ってると思うんですよね(笑)。きっと友達とかの前だとしゃべるのかもしれないですけど、私の周りに来るとJAY’ED君が一番年下だったりするから。とても礼儀正しい、真っ直ぐな男の子だなと。

――JAY’EDさんとの共通点や、逆に自分とは違うと感じる部分はありましたか?

JUJU:レコーディングしているのを見ながら、歌う時のテンションが私と似ているなと思いました。すごくフラットなんですよ、私もそうだしJAY’ED君も。レコーディングの時に、同じテンションでずっとやっていく感じが似ているなと。