ウェストハムは10日、現役時代にチェルシーでプレーした経験のある元イタリア代表のジャンフランコ・ゾラを新監督として迎えることを発表した。

“BBC”のインタビューに応じウェストハム関係者は「ドナドーニやコリンスなどもリストに上がっていたが、ジャンフランコは、常に第1候補だった。彼は監督の経験はないが、プレミアリーグを熟知しており、英語も堪能だ。また、現役時代も若手選手たちとも素晴らしい関係を築いていた」と説明。

一方、ゾラは英紙“Daily Mail”のインタビューに対し「新しい冒険が始まろうとしている。チェルシーとウェストハムはライバル関係にあるが、私がチェルシーでプレーしていたのは大昔のことであり、ウェストハムの監督となることに支障はない、と判断した。攻撃的なサッカーが私の信条であり、観客を楽しませるためにも攻撃力のあるチームを作り上げていきたい」と意気込みを語った。