ENDLESS SPORTS<br>撮影:野原誠治

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 1994年5月に全日本GT選手権としてシリーズが開幕し、2005年から新たな形で生まれ変わったスーパーGT。2008年からは東京モーターショーで発表されたばかりの日産GT-Rが5年ぶりの参戦を表明する中、通算100戦目となる2007年シリーズ最終戦「FUJI GT 300km RACE」の決勝レースが4日、静岡・富士スピードウェイ(1周4,563メートル×66周)にて行われ、晴天の中48,800人が足を運んだ。

 スーパーGTは馬力別にGT500クラス(500馬力)16台、GT300クラス(300馬力)28台の計44台がローリングスタートから同時に出走。GT500クラスのチャンピオンは、先月14日に大分・オートポリスにて行われた第8戦で、ARTA NSX(伊藤大輔/ラルフ・ファーマン)に決定しており、最終戦ではGT300クラスのチャンピオン争いに注目が集まった。

 前日に行われた公式予選の結果、GT300クラスの上位には1番手TOY STORY Racing apr MR-S(大嶋和也/石浦宏明)、2番手ARTA Garaiya(新田守男/高木真一)、3番手プリヴェKENZO アセット紫電(高橋一穂/加藤寛規)、4番手WILLCOM ADVAN VEMAC408R(芝原眞介/黒澤治樹)とタイトルを争う4台が並ぶ。小柳ゆきの国歌独唱の後14時5分に決勝が行われ、7番手からスタートしたユンケルパワー タイサン ポルシェ(谷口信輝/ドミニク・ファーンバッハー)が13周目にトップに立ち、TOY STORY Racing apr MR-SとプリヴェKENZO アセット紫電によって繰り広げられた2位争いは、TOY STORY Racing apr MR-Sが勝利を収め、同時にドライバーズタイトルをも手中に収めた。

 GT500クラスでは、3番手からスタートしたEPSON NSX(ロイック・デュバル/ファビオ・カルボーン)が優勝。ポールスタートのカルソニック インパル Z(ブノワ・トレルイエ/星野一樹)が2位、2番手スタートのREAL NSX(金石勝智/金石年弘)が3位という結果になった。

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