Team BOMEX Dream 28<br>撮影:野原誠治

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 スーパーGT第3戦、富士GT500kmレースの決勝(1周4,563km、110周)が4日、静岡県・富士スピードウェイにて行われ、大型連休の中54,300人の観客がサーキットに足を運んだ。前日に行われた予選の結果、GT500クラスでは昨年のチャンピオンコンビが駆るZENT セルモ SC(立川祐路/高木虎之介)が、GT300クラスでは由良拓也デザインによるマシンが印象的なPrivee Zurich・アップル・紫電(高橋一穂/加藤寛規)がそれぞれポールポジションを獲得した。

 13時50分、ローリング走行から決勝レースがスタート。スタートではトップのポジションをキープしたZENT セルモ SCだったが、4周目に急きょスローダウン、序盤で姿を消す。代わってトップに立ったBANDAI DIREZZA SC430(服部尚貴/ピーター・ダンブレック)が2位OPEN INTERFACE TOM'S SC430(脇阪寿一/アンドレ・ロッテラー)を引き離しにかかり、その後ろではWOODONE ADVAN KONDO Z(エリック・コマス/柳田真孝)がEPSON NSX(ロイック・ヂュバル/武藤英紀)を交わし3位に浮上する。

 各車1回目のピットストップを終え、2位を走行していたWOODONE ADVAN KONDO Zがマシントラブルにより順位を落としたため、1位OPEN INTERFACE TOM'S SC430、2位BANDAI DIREZZA SC430、3位Mobil 1 SCの順となり、トップ3をレクサス勢が独占する。

 トップを走行していたOPEN INTERFACE TOM'S SC430だったが、接触によるコースアウトにより2回目のピットストップを終えた時点でBANDAI DIREZZA SC430にトップを譲る。さらにピット作業違反によりドライブスルーペナルティが課され、その間にMobil 1 SCが背後へと迫ると、101周目に交わされてしまう。また、その後ろではXANAVI NISMO Z(本山哲/松田次生)とCALSONIC IMPUL Z(ブノワ・トレルイエ/星野一樹)が激しい4位争いを繰り広げる。

 このままレクサス勢の表彰台独占が決まったかと思われた残り1周、3位走行中のOPEN INTERFACE TOM'S SC430に危険行為による35秒加算のペナルティが発表され、XANAVI NISMO Zが3位浮上。16時52分、BANDAI DIREZZA SC430がトップでチェッカーフラッグを受けた。GT300クラスは1位WILLCOM ADVAN VEMAC408R(柴原眞介/八木宏之)、2位TOY STORY Racing MR-S(新田守男/高木真一)、3位HANKOOK ENDLESS PORSCHE(木下みつひろ/峰尾恭輔)となっている。

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