ミッキーマウスとミニーマウスの知られざる秘密とヤバすぎるうわさ10選。ミッキーの中の人の正体は……

写真拡大 (全5枚)

ディズニーを代表するキャラクターといえば、もちろんミッキーマウスとミニーマウス♡

世界的特に日本はディズニーホリックな人が多く、連日ディズニーリゾートに通う人も。パーク内ではミッキーやミニーに会えるし、どこにいても熱烈なファンに囲まれるという大人気キャラクターです。

とっておきの秘密を大発表!



その一方でミッキー&ミニーは謎に包まれている部分も。熱烈なファンでも詳しいプロフィールや隠された設定を知らないケースも少なくありません。今回はそんなミッキーとミニーにまつわる秘密やうわさを厳選してご紹介。今明かされる意外な事実の数々にきっと驚くことでしょう。

ちなみに、あくまで噂情報なので信憑性に関しては「絶対に確実」といえるものはありません。そう、ディズニーの世界はまさに夢の国、現実なのか夢なのか、まったくわからないのです。

1. ミッキーの声はウォルト・ディズニーだった



ミッキーがスクリーンデビューした1928年から1947年までの約20年間、ミッキーの声優はディズニーランドの創設者であるウォルト・ディズニー氏が自ら担当していました。ちなみに、1928年から1929年の間はミニーマウスの声も彼が担当していました。

ちなみにこれは、決してウォルト・ディズニー氏が目立ちたがりだったというわけではなく、予算がないため仕方なく声優を務めていたのです。

しかし、女性であるミニーの声までウォルト・ディズニー氏が務めるのは無理があったため、ミニーは女性社員に変更となりましたが、ミッキーの声はそのまま長期間ウォルト・ディズニー氏が担当しました。ちなみにミッキーの声が高いのは、もともとウォルト・ディズニー氏が裏声でミッキーの声を演じていたため、声優が変わってもその当時に合わせているのです。

2. ミッキーの指の本数



ミッキーの手の指は4本で描かれていますが、アニメ化された当初は人間と同じく5本指で描かれていました。ところが当時は映像技術がまだ未熟で、5本指の映像は6本指のように見えて気持ち悪いため、4本指に変更したのです。



3. ミッキーはオズワルドの代わりに作られた



ウォルト・ディズニー氏はミッキーマウスを生み出す前に『オズワルド・ザ・ラッキー・ラビット』のウサギ、オズワルト誕生させ、これが大ヒット。短編映画は26本も作られるほどの人気となりました。

しかし、オズワルド作品の配給元で版権を持っていたユニバーサル・ピクチャーズとディズニー社の間で所有権を巡って対立してしまい、結局オズワルトの権利をユニバーサル・ピクチャーズに奪われてしまいます。

大打撃を受けたディズニー社は新キャラを生み出さなければならなくなり、そこで誕生したのがミッキーマウスなのでした。

4. ミッキーの耳には脳みそが詰まっている



人間の頭部には脳みそがありますが、実はミッキーマウスは耳までビッシリと脳みそが詰まっています。そのシーンが描写されたのは『ミッキーのアルバイトは危機一髪』という作品。ミッキーは科学者に脳みそを入れ替えられ、体を怪物に乗っ取られてしまうというストーリー。脳みそを入れ替える前に撮影したレントゲン写真を見ると、耳まで脳みそがあることが確認できるのです。

5. 食品パッケージに起用されない時期があった



現在ではミッキーのイラストが掲載されたさまざまな商品が販売されていますが、以前は食品パッケージにミッキーを起用するのはNGだとされていた時期があります。なぜなら、ミッキーはネズミのキャラクターであり、ネズミは飲食業界にとって不衛生の象徴。ネズミの絵がプリントされた食品など誰が買うのかと、大反対する人がいたのです。



6. 本当の誕生日はわからない



ミッキーとミニーの誕生日は11月18日として知られています。毎年この日には、ディズニーリゾートで盛大にお祝いをすることからご存知の人も多いはず。

しかし、実はミッキーもミニーも孤児という設定で、本当の誕生日は不明といううわさも。そもそも、11月18日が誕生日として認定されている背景には、11月18日がミッキーとミニーのスクリーンデビューを果たした日であったからという理由なんだそう。本当に11月18日が誕生日かどうかは定かではないのです。

7. 当初の名前は「モーティマー・マウス」だった



ミッキーマウスは、デビュー前の時点では「モーティマー・マウス」と名付けられる予定だったそう。ところがウォルト・ディズニー氏の妻であるリリアンさんが反対し、ミッキーマウスという名前になったのです。

ちなみに、「モーティマー・マウス」は、ミッキーの恋のライバルであり、ミニーの幼馴染という設定で後に登場しました。

8. 世界各国で名前が違う



日本ではアメリカと同じく「ミッキーマウス」の名で親しまれているミッキーですが、国によっては別の名前で呼ばれています。

インドネシアでは「ミッキ・ティクス」、フィンランドでは「ミッキ・ヒーリ」とミッキーマウスの名残を感じる名前になっていますが、イタリアでは「トポリーノ」、スペインでは「ラトン・ミゲリート」、中国では「米老鼠(ミィラオシュウ)」と、まったく異なる名前になっているのです。

9. ミッキーの中の人は……女性?



ディズニーリゾート内で見かけるミッキーやミニー。彼らはミッキーであり、着ぐるみを着た人ではないはずなのですが……。

東京ディズニーリゾートのエンターテイナー募集要項には身長の制限があり、どうやら中に入っている人間は女性に限定されるようです。どのキャラクターを募集しているかは明確になっていませんが、ディズニーオタクによるとミッキー・ミニーの場合は身長150センチ前後の人が求められているようです。そのため、その中に入ることが可能なのは小柄な女性に限定されるというわけです。

……とはいえ、ミッキーはミッキーです!中に人なんて入ってないし……!



10. 中の人が声を出したら即解雇



ディズニーリゾートにはたくさんのキャラクターがいますが、ミッキーとミニーだけはどんなことが起きても絶対に声を出してはいけないという厳しい決まりがあるそうです。

もしお客さんに驚かされたり、突然暴行を受けたり、地震や火事が発生したりしても、絶対に声を出してはいけません。声を出せばディズニーの世界観が崩壊してしまうからで、もしうっかり声を出してしまったら、その時点で解雇処分になるのだとか……。

……とはいえ、ミッキーはミッキーです!中に人なんて入ってないし……!



まだたくさんの秘密を持っている



ミッキーマウスとミニーマウスが誕生したのは1928年。90年という長い歴史のあるキャラクターなので、まだまだ他にもたくさんの秘密やうわさを隠し持っているのです。また機会があればご紹介しますね。

■執筆・監修:Mr. Fox

執筆、撮影、編集家。日本生まれ、生年不詳、トレードマークはキツネの顔。世界各国を回りながら、メディアに関わる仕事をしてます。人のアイデアを転がします! コンコン。https://twitter.com/im_mr_fox/