『幸福の科学』大川隆法総裁の講演会で歌う千眼美子。電撃出家により、レギュラー番組降板、映画PRイベント欠席など所属事務所は対応に追われた

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連載 スタッフは見た!週刊「テレビのウラ側」第14回Inside story of Television

『幸福の科学』大川隆法総裁の講演会で歌う千眼美子。電撃出家により、レギュラー番組降板、映画PRイベント欠席など所属事務所は対応に追われた

 1月下旬、『M‐1』王者の『とろサーモン』久保田かずのぶ(38)が創価学会員だと『週刊新潮』が報じた。決選投票で『とろサーモン』に投票した『M‐1』の審査員、『中川家』の礼二(46)も学会員だと噂されていることから、ネット上ではコネ疑惑まで浮上している。

 創価学会のHPによると、信者数は約827万世帯。芸能界でも多くの信者が活躍中だ。それだけにキャスティングなどで有利に働くことがあるのでは――と見られがちだが、自身も信者だというキー局局員は否定する。

「信仰しているだけでコンテストや番組で優遇されるなら、『とろサーモン』は、とっくに売れていますよ」

 ただ、スタッフにも信者が多いことから、『忖度』をされるケースはあるそうだ。

「デリケートな話題なので、キャスティング会議で具体的に宗教の話に触れることはありません。ただ、学会員だと噂の某制作会社のプロデューサーが関わる番組には、やたら創価大出身の『ナイツ』がゴリ押しされてます(笑)」(放送作家)

 そんな噂を耳にしたのか、「チャンスが増えるのでは」と考えて学会員になる『ビジネス信者』もいるという。

「有名どころだと『オードリー』の二人がそうだと言われていますね。ブレイク前に担当していたマネージャーが創価大出身で、入信メリットを聞かされて入ったとか。ただ、ほとんど活動らしい活動をしていないので、熱心な信者のタレントから『あいつらはビジネス信者。信用できない!』と陰口を叩かれていますよ」(前出のキー局局員)

 ある学会員の芸人は「創価学会信者で芸術・芸能活動を行うメンバーで結成された『芸術部』に入ることで、メリットが生まれることはある」と断言する。

「地域の集いが月1回程度。全体の集いが年に1〜2回開催されます。そこに芸能界の第一線で活躍する俳優やタレントの信者も集まるから、人脈を広げる大きなチャンスなんです。そこで仲良くなって番組やドラマに呼んでもらった、という話は聞きますね」

 宗教と言えば昨年2月、人気女優の清水富美加(現・千眼美子)が突如、芸能界引退を発表。『幸福の科学』に出家して世間を騒がせた。信教の自由は憲法で認められた権利。信仰によって仕事が左右されることはないが、所属タレントを調査した芸能プロがあったという。

「プロダクションに入る際にも宗教について聞くことはありません。ただ、清水のように突然、出家されても困る。ウチは『誤って他の宗教団体の仕事を回さないようにするため』という理由で探りを入れました」(芸能プロマネージャー)

 宗教団体主催のイベントはギャラが良く、相場の倍、出ることもあるという。

「ただ、『○○教の仕事なんてできない』とドタキャンされて、慌てて別のタレントをブッキングした――なんてトラブルが散見されるので、やはり宗教は把握しておきたい」(前出・マネージャー)

 信じる者は救われるかどうかは別として、宗教の影響は少なくないようだ。