東京五輪マスコット決戦に米メディアも注目【写真:Getty Images】

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マスコット決戦が米国でも話題…作品は高評価「東京らしいユニークな芸術文化を表現」

 2020年東京五輪・パラリンピックの大会マスコットの最終候補3作品が7日に公表され、作品の1つは人気アニメ「妖怪ウォッチ」の「ジバニャン」、ポイントカードの「ポンタ」に似ているとネット上で話題になっているが、アメリカのテレビ局「CBSスポーツ」も今回のマスコット決戦に注目。作品をこう評価した上で、あのキャラを“本命”に推している。

 日本といえば、数多くの“ゆるキャラ”に加え、さまざまな人気アニメ、ゲームが生まれたことが世界でも認知されている。そんな日本が2020年に迎える東京五輪。このほど大会マスコットの最終候補が発表され、大会公式ツイッターでも実際の3作品が公開。CBSの記事ではこのように記している。

「我々は、TOKYO2020オリンピックについて、明確な一つのことを知りえることができた。それは、マスコットが絶対に“ベスト”になるということだ。マスコットの候補リストに発表されたのは、東京らしいユニークな芸術文化を表現したすべてのものだ」

 発表された候補アはエンブレムに採用されている市松模様を押し出し、候補イは手塚治虫のキャラクター風の愛嬌があり、候補ウは「ジバニャン」と似ていると話題となった。

 それぞれのマスコット案について、記事では「最高の友人でありライバルだ!」と紹介した上で、“本命”のキャラクターについても言及している。

「より良く見える」と評価されたのは? 「どこに向かおうとしている!」との声も

「正直なところ、A案(候補ア)とC案(候補ウ)がより良く見える。A案はデジモンにちょっと似ていて、仲間と一緒に歩き回っていくだろう。しかし、C案は……C案はどこに向かおうとしているのだろう! 彼らの見た目を見てくれ! こうやって考慮されるだけでも彼らは幸せだろう」

 人気ゲームのデジモン似の候補アを本命視し、話題となっている候補ウを“ダークホース”としてみている。

 記事では、日本の小学生がこの3案に投票して最終的に決定することにも触れ、「C案が勝たない限り、ネット上の人々は幸せにならないだろう」とはしているが、正式マスコットがどの案になったとしても、世界的な話題となりそうだ。