モウリーニョ氏、マンU指揮官就任決定か…インテル元会長の姉が明かす

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 前インテル会長のマッシモ・モラッティ氏の姉であるベディ・モラッティ氏が、前チェルシー指揮官であるジョゼ・モウリーニョ氏のマンチェスター・U監督就任を明言した。スペイン紙『マルカ』が20日に報じている。

 モウリーニョ氏は20日、セリエA第26節のインテル対サンプドリア戦を視察。元ブラジル代表FWロナウド氏や元アルゼンチン代表DFハビエル・サネッティ氏、現インテル会長のエリック・トヒル氏らと対面した。報道によると、モウリーニョ氏はモラッティ家とも面会した模様。ベディ氏が「楽しい集まりだったわ。モウリーニョはファンタスティックな人間よ。彼は今を楽しんでいて、マンチェスターへ行くわ」と、話したと報じられている。

 モウリーニョ氏は2004年から2007年までチェルシーを指揮。インテルとレアル・マドリードを経て、2013年夏にチェルシーへ復帰した。初年度こそ無冠に終わったものの、“就任2年目”の2014−15シーズンには、プレミアリーグとキャピタル・ワン・カップの二冠を達成。今シーズンはさらなる成績向上が期待されたが、プレミアリーグ第16節終了時点で9敗を喫するなど大苦戦を強いられた。そして12月17日、クラブ側との双方合意のうえでの退任が発表された。

 昨年12月17日にチェルシーの監督を退任し、現在はフリーの状態となっているモウリーニョ氏。イギリス紙『デイリーメール』が9日に報じたところによると、同氏は親しい友人に「契約は完了した」と打ち明け、今シーズン終了後にマンチェスター・Uの監督に就任することを認めている。