アイス38円、カレーが盛り放題で198円――。「とにかく安すぎる」とネットで話題のご当地スーパー「ベイシア」を、読者の皆様はご存じだろうか。

安さが売りのご当地スーパー「ベイシア」(maclarenさん撮影、flickrより)

埼玉や栃木、群馬など関東北部を中心に店舗を展開するベイシアは、群馬県前橋市に本社を置く「ベイシアグループ」が運営するスーパーマーケットである。何よりのウリは、PB商品を中心とした「財布にやさしい」価格設定だろう。店内のポップや値札に「税込の価格表記」を徹底しているところも、来店者にとって嬉しいところ。

同グループの傘下には、コンビニ界の激安王として知られる「セーブオン」もあるとなれば、その安さも頷けるところだろう。それでは、1つ1つの商品の値段を検証してみよう。

同じ買い物で800円以上安くなる!?

まずは、ベイシアの公式サイトに掲載されている「買えば買うほど安さ実感!」と大書された画像を見て欲しい。他社メーカーとPB商品の値段を比較したもので、なんとその差は「829円」にもなるというのだ。


画像はベイシア公式サイトより

1リットルの本醸造醤油が98円、700グラムの乾燥パスタが198円。ベイシアでは、メーカーの正規品も定価よりいくらか安い値段で提供されている。にも関わらず、同店のPB商品の安さは際立ってみえる。そのほかにも、ツイッターを見ると「その安さ」を報告する投稿が、各地のユーザーから続々と寄せられている。

「こんなに安いならば......」と、ベイシアで食料品を大量に買い溜めしようと考えた都内在住の筆者だが、最寄の店舗(青梅インター店)までの交通費は往復で1498円。うーん、悩ましい。