小児の急性リンパ性白血病(ALL)について、従来の標準治療を改良した臨床試験を実施したところ、診断から5年後の生存率が94.3%に上ったとする研究結果を、東大などの研究グループが14日までに発表した。約85%は再発などもなく、いずれも最高水準の治療成績だった。研究グループは「合併症リスクを抑えながら、全国の施設で実施可能な標準治療を確立できた」としている。白血病は、がん化した血液細胞が増殖す