精神科医が解説、心が辛い時に時に陥りやすい思考パターン６つとは？

「心が辛い時の考え方の６つの特徴」と題した動画が、精神科医・心理士の生活に役立つメンタルヘルスによって配信された。動画では、心が辛い状態で陥りやすい思考パターンについて語られた。同チャンネルは、「問題を抱えたり辛いことが重なると、誰もがネガティブになります」と語り、悪影響を避けるための知識を提供している。
登場するのは6つの特徴的な思考パターン。まず「思い込み」について触れ、「心が辛いと情緒が不安定になり、思い込みで判断しやすくなる」と警鐘を鳴らす。例えば、過去の詐欺被害者が精神的な不安定さから次々と詐欺に遭うことがあるといい、冷静な判断力を失いやすいと指摘する。
続いて「全体の意味を読み取れない」や「善か無か思考」などの偏った考え方にも注意を促す。これらの思考は、視野を狭め、過去の記憶を極端に捉えがちに。加えて、「自分と関連づける」「ぐるぐる思考」「生きる意味を考える」といった、自責や過去の失敗を反芻するパターンが紹介された。「反数思考という心理学用語で説明されるこの状態は、特に静かな環境で浮かび上がる」とのこと。
動画の最後には、「心が辛い時は大きな決断を避け、心と体を休めることを優先するべき」と強調。特に睡眠と食事の重要性を説き、「もし悪い思考のループから抜け出せないなら、うつ病の可能性を考え、精神科を受診することを勧めます」と結んだ。視聴者に向けて、「チャンネル登録と高評価をよろしくお願いします」と締めくくった。