こちらは「ぼうえんきょう座(望遠鏡座)」の方向約2億4000万光年先の渦巻銀河「IC 4709」です。銀河の明るい中心部分と、星々やガスと塵の雲が渦巻く円盤部を、さらに大きな淡い構造が取り囲むような姿をしています。欧州宇宙機関(ESA)によると、IC 4709の中心部分には質量が太陽の6500万倍の超大質量(超巨大)ブラックホールが存在しています。【▲ ハッブル宇宙望遠鏡(HST)の掃天観測用高性能カメラ(ACS)で撮影された渦