スタートライン社が運営する農園型就労施設の乾燥室。季節や天候に左右されずに計画的かつ安定的に栽培できる植物工場だ(記者撮影)「エスプール・ショック」という出来事をご存じだろうか。2023年1月9日、業者が企業に農園を貸し出し、そこで障害者を働かせるスキームを「雇用代行ビジネス」と共同通信社が報道。翌10日、「1日の大半が休憩時間だった」などと就労実態を否定する関係者の証言が、全国の地方紙に広く掲載された。