世界各地で「水リスク」が大きな問題になっている(写真はチュニジア・イシュケル国立公園。干ばつにより、乾燥・湖の縮小が起きている(c)Michel Gunther/WWF)2023年は、世界中で「水リスク」が問題になった年だった。日本では新潟県などで高温・渇水による稲の枯死や品質低下が生じ、コメ作りに大きな被害が発生した。オレンジジュース販売の一時休止に追い込まれた飲料企業もある。ブラジルのオレンジ生産地で洪水が多発した