コロナ禍を経て、ゼロゼロ融資などの制度融資で信用保証協会の保証付融資を利用した企業が増えている。これまで再生ファンドによる取り組みは金融機関のプロパー債権が中心だったが、アフターコロナの事業再生では保証付融資の整理を避けて通れない。政府が推進する「再生系サービサー(※1)を活用した企業支援」の枠組みを背景に、中小企業再生ファンド「未来の架け橋ファンド」が今年1月4日に組成された。ファンドスキーム