テレビ番組や雑誌、ネット記事など、「格付け」や「ランキング」を題材にしたものは多く、現代の人々の関心も高い。これは江戸時代も同じで、大名や武士の身分には格付けがあり、一方で庶民はこの格付けを遊びとして楽しんでいた。江戸時代の人々も相撲の番付のように、料亭や遊女、朝晩のおかず、神社仏閣や温泉など、あらゆるものをランキングしていたのだ。■格付けが大好きだった江戸の人々『江戸の格付事情』(安藤優一郎監、