山本龍彦・慶應義塾大学法務研究科教授(左、撮影:尾形文繁)と栗原聡・慶應義塾大学理工学部教授(写真:本人提供)インターネットの普及によって社会が情報過多になる中、人々の関心や注目の度合いが経済的価値を持つ「アテンション・エコノミー(関心経済)」をめぐる議論が活発化しています。アルゴリズムがネット利用者個人の検索履歴やクリック履歴を分析し学習することで、個々のユーザーにとっては望むと望まざるとにかか