連覇を狙う「紅い王者」には、油断も隙もなかった──。1月2日、東京・国立競技場でラグビー大学選手権・準決勝が行なわれ、ディフェンディングチャンピオンの帝京大(関東対抗戦1位)に、8シーズンぶりのベスト4進出を果たした「国立の雄」筑波大(対抗戦5位)がチャレンジした。筑波大は準々決勝で関東リーグ戦王者・東海大に20-17で勝利し、勢いに乗っていた。対抗戦での帝京大戦でも接点の強みを生かし、後半12分までは