日本のサービスのクオリティが高いことで知られていますが、生産性が下がり続けているのはなぜでしょうか(写真:Fast&Slow/PIXTA)日本といえば、世界的にもサービスの品質が高いことで知られているが、実は労働生産性という観点ではアメリカの約半分だという。元IMFのエコノミストで、東京都立大学教授の宮本弘曉氏は、日本の労働生産性が低いのは、人的資本・物的資本の枯渇――つまり、「人やモノにお金をかけない」からだ