地中海と紅海をつなぐスエズ運河を、毎日50隻ほどの船が航行する。いずれも巨大な船舶ばかりだ。なにしろ、世界の海上輸送の約10%がスエズ運河を横断する。「スエズ運河で座礁した大型船は、どうすれば“救出”できるのか? 見えてきた「困難な作業」の現実」の写真・リンク付きの記事はこちらところが、2021年3月24日は様子が違っていた。中国からオランダのロッテルダムへ向かっていたパナマ船籍「エヴァーギヴン」号という船舶