年末年始需要も見込めず、先行きはなお強い不透明感が残るカラオケ業界が新型コロナウイルスの影響で深刻な打撃を受けている。これまで、主な顧客層となる若年層の人口減やアミューズメントの多様化など必ずしも良好な経営環境とは言えない中でも、身近で手軽なレジャーとして定着してきたカラオケ。帝国データバンクが調査した結果、2019年度のカラオケルーム市場(事業者売上高ベース)は前年度比1.4%減の約3400億円となった