「ブランド化」など日本製タオルの高付加価値化で業績拡大目指すタオル業界が好調だ。帝国データバンクの調査では、タオルやブランケット等を製造するタオル専業メーカーの売上規模(事業者売上高ベース)が2019年には合計677億円に達し、過去10年で最高となった。近年はやや頭打ちの傾向もみられるものの、売上規模は10年間で約4割拡大するなど業界の成長が続いている。かつて国内のタオル業界は、バスタオルなど家庭向けの汎