昨日、日銀が金融政策決定会合を前倒しで開き、追加の金融緩和を決定した。その政策とは、上場投資信託(ETF)の購入目標額を12兆円に倍増するほか、不動産投資信託(REIT)、CP、社債の購入の増強などである。その評価はいかに。一口で言うなら、すべてを書くのもアホらしいような追加政策である。これは日銀のせいでもないだろう。すべての政策を出し尽くしているから、もはや「無い袖は振れない」に近い。むしろ、日銀という中