「夫婦なら助け合うのは当然」という風潮はいまだ根強い。だが、「妻は夫の身の回りの世話、病院の付き添い、病気の看病をするのが当たり前」と考える男性は危険である。なぜなら、“夫婦だから”という理由だけで夫の介護を押しつけられるならば、「夫婦をやめたい」と離婚に踏み切る妻が実在するからだ。【写真】高次脳機能障害でも懸命に生きる。料理研究家・ケンタロウシモの世話に疲弊する妻「夫が寝たきりになる前に別れたい