オウム真理教による事件の被害者らを支援する「オウム真理教犯罪被害者支援機構」(宇都宮健児理事長)と遺族は6月27日、東京・霞が関の司法記者クラブで会見、被害者ら512人に合計3億5000万円の賠償金が支払われると発表した。賠償金の配当は11年ぶりとなる。オウム真理教の教団は一連の事件の被害者から約38億2000万円の損害賠償を請求され、1996年に破産した。破産管財人は約15億5000万円を被害者に配当したが、約22億7000万円