銀河の衝突によって形を大きく変えたこの銀河は、地球からこと座の方向に約2億光年先にある「NGC 6745( IRAS 19000+4040 )」の特異な姿です。元々は渦巻銀河であったと思われる「NGC 6745」は、右下に僅かに見える小さな銀河が衝突し、通過したことにより渦巻きの形が大きく歪んでいます。相互作用がありますが、銀河の核がそのまま残っていること、2つの銀河に距離があることから、正面衝突したものではないと考えられています