薬物など依存症の治療法として近年、「条件反射制御法」という手法が注目されている。歌手のASKAさんや元プロ野球選手の清原和博さんも試したとされている。開発したのは、精神科医・平井愼ニさん(下総精神医療センター)。成城大で7月21日にあった「治療的司法研究センター」の設立1周年シンポジウムでの講演を取材した。●「パブロフ」の学説がベースベルを鳴らしてエサを与え続けたら、ベルの音を聞くだけで唾液が出るようにな