この夏、日本列島が猛暑に襲われている。熱中症対策の整備が社会的な課題になっている中、7月25日には、名古屋刑務所(愛知県みよし市)で40代の男性受刑者が熱射病で死亡した。毎日新聞の報道(7月25日)などによれば、亡くなった男性受刑者は1人部屋に収容されており、窓から風通しのある状態になっていた他、廊下に置かれた扇風機で送風されていたそうだ。受刑者の居住部分や作業スペースに冷房は設置されておらず、熱中症の中