北アフリカの国・モロッコは国民のほとんどがイスラム教を信仰する国。街のあちこちにモスクが建ち、一日5回の礼拝の時間になるとモスクからアザーン(礼拝の呼びかけ)が流れます。しかしそのモロッコに、世界遺産のポルトガル都市があることはあまり知られていません。それが、カサブランカの西およそ90キロに位置する沿岸のリゾート地、アル・ジャディーダのメディナ(旧市街)。その独特の町並みは、オーソン・ウェルズ監督の