泥臭さを感じさせる慶應ナイン準々決勝で昨夏甲子園優勝の東海大相模をコールド勝ちした慶應義塾。今回の準決勝の相手となった桐蔭学園に対して、個人の打撃力が桐蔭学園の投手陣を攻略する形となった。桐蔭学園の先発は平山将希。左サイドから投げ込む直球は110キロ〜120キロ台。サイドから投げ込む横の角度で勝負する投手で、また全体的にボールが遅いので、速球に強い慶應義塾打線の目線を狂わせる狙いがあったと思う。し