8.6秒バズーカー、先輩芸人の助言でリズムネタ「封印」を示唆
お笑いコンビ8.6秒バズーカーが4月10日、大ヒット漫画『頭文字D』シリーズ新劇場版第2弾『新劇場版 頭文字D Legend2 -闘走-』公開アフレコに出席した。しかし現在ネット上で、コンビ名を巡って“ある疑惑”が浮上している8.6秒だけに、SNSやBBSでは、本題からは外れた“大炎上”が発生してしまっているようだ。
ふたりの役は、カーバトルを見守る観衆「男L」(ラッスン=はまやねん)と「男G」(ゴレライ=田中シングル)。公開アフレコを終えたふたりは「(ふたり合わせて)セリフが15秒しかなかった」と嘆き、会場の笑いを誘ったという。さらには、先輩芸人であるオリエンタルラジオと藤崎マーケットから、相反するアドバイスを受けて苦悩していることを明かした。
8.6秒の持ちネタ『ラッスンゴレライ』をコピーして話題を呼んだオリラジからは、「今後もリズムネタをやったほうがいい」とアドバイスを受けたそうだが、対して藤崎マーケットは「漫才をしろ」との助言を受けたという田中。「その板挟みで、オリラジさんにどうすんねんって言われている」と苦笑し、「両先輩からの意見をしっかり噛み砕いて、新しいやり方を探している途中」と、リズムネタの“封印”も示唆していた。
今回の声優初挑戦にネット上では、
「ああ、ハチロク(※実在するスポーツカー)だからか」
「たまたま付けた8.6の数字でこういう拾われ方するから本当に運は持っているんだろうな」
といった反響はあるものの、
「なんで頭文字Dの声優8.6バズーカーなんだよふざけんな」
「コンビ名もネタもすべてが日本を侮辱する意味を持っているということを知り、猛烈に腹が立っています」
「ネタ以前に最近知ったコンビ名とかラッスンゴレライとかの意味を見てしまうと何しようが笑えません」
「落寸号令雷→chottomatte号。チョットマテ号を知った時の衝撃!」
「この人たちの名前の由来とか、ネタの裏読みとか、それ知っちゃうとますますつまらないし不快に思えてきた・・・」
と、コンビ名を巡る批判が渦巻いている状態だ。
先月からネット上では、8.6秒のコンビ名やネタの由来をめぐって怪情報が都市伝説のように広がっている。「8.6秒」については、広島に原爆が落とされた8月6日が由来というウワサからはじまり、持ちネタの「ラッスンレゴライ」が「落寸号令雷」という、アメリカ軍が原爆を落とす際の号令の暗喩であるとの説も浮上。さらに、はまやねんの個人ブログやtwitterと見られるアカウントも発掘され、その中から「8月6日になんか出来るようになりたいなー!」「日本オワタ。中国と韓国とロシアに一気に攻め込まれる(笑)植民地ぷぎゃあ」など、“反日”ともとられる書き込みが注目されるようになった。
ネット上の反応を見る限り、もはや単なるウワサでは済まなくなりつつある数々の“疑惑”。ブレーク直後の大炎上に、果たして彼らはどう対応していくのだろうか?
(文/一樹守)