元ブラジル代表の引退試合で審判が粋なはからい

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パルメイラスやフラメンゴといったブラジルの名門チームのほか、トルコのフェネルバフチェなどでも活躍した元ブラジル代表、アレックスことアレクサンドロ・デ・ソウザ選手の引退試合で、彼の名前をバニシングスプレーで書いた審判がネット上でも話題となっている。

導入以降、試合中のさまざまなハプニングを演出してきたバニシングスプレーだが、この日は長年サッカー界に貢献してきたアレックス選手の引退を誰もが讃えていた。

審判も同じ気持だったようだ。偉大な選手を送り出す最後の記念なのか、ファウルからのリスタート時に審判は、本来の目的であるボールの位置を示す線を描くのではなく、大きな文字で「ALEX」と書いてみせた。これを見たアレックス選手も嬉しそうに笑みを浮かべながらボールを蹴って試合を再開させている。



偉大な選手の引退試合にふさわしい審判の粋なはからいとなった。