タコパ、泡パ…次に来るのは「リノパ」! SNSでイイネが止まらない新感覚パーティー

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新しい学年になる学生、人事異動で新天地で頑張るという社会人、春から働き始める新入社員……今までとは気分も一新、新生活が始まりますね。
そんな気分に合わせて、春は、部屋の模様替えやDIY、リノベーションをする人も多いようです。最近では、友達と協力し合って部屋のリノベーションをする人たちも増えているんだとか! そういえば、私も知人数名が集まって、1部屋をパーティー感覚でリノベーションをしている写真をFacebookで見たような。パーティーみたいで楽しそうだったし、イイネ! の数もすごかったなぁ。

【“リノパ”ブームが来てる! SUUMO編集長に聞いてみた】


パーティー感覚でリノベーションか……、こうした住宅周りの話題に詳しいSUUMOの編集長にいろいろと聞いてみました!
――編集長、パーティー感覚で部屋のリノベーションをやるのって流行ってるんでしょうか?
「リノパですね。流行ってきてますよ!」
リノパ!? 編集長いわく、パーティー感覚で部屋のリノベーションをすることを、「リノベパーティ(リノパ)」と名付けているらしいです。そんなメジャーなブームだったとは、知らなかった……!

しかも編集長は、このブームが来ることを事前に把握していたのだとか! というのも、編集長は年間100カ所以上、全国の現場を回って情報収集しているそうで、その中にリノベーションをパーティ感覚で行っている人たちがおり、ここに流行の兆しを感じたとのこと。その後、自社が持つ膨大なデータを調べてみたら、実際にユーザーのリノベーションへの興味が読み取れたそうです。

「リノパ」という響き、なんだかすごく楽しそう!

【とはいえリノベパーティって難しんじゃない?】


楽しそうとは言ったものの、筆者はIKEAの家具を組み立るだけでも手間取ってしまうんですよね、美術の成績もずっと悪かったし。やってみたいのは山々だけど、部屋のリノベーションなんてハードル高そう……。
と、そんな筆者に対して編集長は「リノパをしているのは、プロでもなんでもない普通の人が多いんです。20代〜30代と若い人が中心ですし、気軽に始められると思いますよ!」とのこと。
すこし前だと、壁の塗替えや床の張替え、絨毯の交換などは大変そうだしプロに任せちゃおう、という傾向だったのが、経験があまりなくても自分たちで行ってみよう、と世間の価値観が変わりつつあるそう。

【やってみたいけど、自宅でも出来るのかな?】


「自室の、どんよりした色の壁を真っ白にしてオシャレに変えるリノパをしたい!」
と思った筆者ですが、早る気持ちには要注意なんです。賃貸の場合、「原状回復の義務」がある物件の方が多いのでまずは確認を。あとは、リノベ経験が少ない方は失敗しても元に戻せるものがオススメです。例えば、マスキングテープやタイルステッカー、ウォールステッカーなどが手軽で良さそう。賃貸でも、貼ってはがせるノリを使えば、壁紙変えることもやりやすい!

また、もし賃貸でも壁に手を加えても大丈夫、あるいは持ち家だから問題ないという人なら、ペンキがオススメ。編集長いわく、「そのまま、既存の壁紙の上から塗ってしまいましょう! 養生するのを忘れずに。ペンキは二度塗りすればムラも少ないはず」とのこと。
これはぜひやってみたい! なんといってもガシガシみんなでやれるのでパーティ感が存分に出ますよね。

【リノベをもっと楽しむには?】


リノパ経験者によれば、仕上がりももちろんだけど、それ以上に家を変えるプロセスと終わった後に飲む美味しいビールが最高なんだとか! 多少失敗しても、その失敗に愛着がわくなんてこともあるようですね。
また編集長は、ファッションも重要なポイントだと教えてくれました。つなぎをお揃いにしたり、サロペットをつなぎ代わりに着こなしたり……写真を撮った時に映える演出は、SNS時代には必要なのかも!? 最近は工具も可愛いものやデザインに遊びがあるものも出ているそうですし、リノパをやるならこのあたりにもこだわってみたいですね!

【リノベができる物件を探したい】


さて、肝心のリノパができる物件……、これが結構人気みたいでなかなか見つからないんです。編集長は、「SUUMOではその課題に答えるため、“カスタマイズ可、DIY可”という検索軸を導入しました。まだまだ物件数が少なく、一部の会社に偏っている感もありますが、各方面に働きかけ、徐々に増やしていく予定です!」とのこと。
リノベ可能な物件を探したい場合、まずはSUUMOで検索してみるのが良いのかも。

また、SUUMOだけでなく、じゃらんやリクナビ進学なども運営するリクルートは、情報サービスでの圧倒的数の利用者情報と、情報を掲載する側のこれまた圧倒的数の企業情報をもとに新しい兆しを見つけ、リノパ以外にも2015年に流行するであろうトレンドを予測しているそうです。企業の歓送迎会・忘新年会・達成会などが昼間に設けられる「部ランチ」や、仕事も家庭もあきらめない女子高生「ロンキャリ女子」の登場など、8つの分野で予測を発表していました。こちらもチェックしてみたい!

春の新生活、あなたもリノパ、してみませんか?