2月28日に開催されたドイツ・ブンデスリーガ第23節、ドルトムント対シャルケによるルールダービーは、3-0で勝利した。ドルトムントの香川選手は至るところで見せ場を作り、サポーターとメディア双方が納得する試合内容となった。

香川真司と内田篤人両選手による日本代表対決も注目されていたこの試合で、香川選手は得点こそなかったものの、何度も決定的なパスを供給した。

あと一歩でゴールに至らなかった香川選手について、ファンフォーラムでは「香川の創造力が蘇った」「優勝したときのシンジみたいだ」など、かつての調子を取り戻したと感じるファンの喜びの書き込みが相次いでいる。

また、試合全体についても「香川は徐々に影響力を取り戻している」「凄いタッチだ」「今日のスルーパスはバッチリだ」などとプレー内容を絶賛するものが多く、辛口のドイツメディアも「（香川の復調は）チームが機能してきている何よりの証拠」と太鼓判を押している。

リーグ戦4連勝と完全復活の兆しを見せるチームに、先月まで降格に怯えていたサポーターたちは活気を取り戻しつつある。