ASUS新製品登場 3-in-1パソコンなど、トランスフォームコンセプトは健在【デジ通】
ASUSの会長であるジョニー・シー氏が来日し、2013年年末商戦向けの新製品をお披露目した。9月に先行して発表した製品とあわせ、6月に行われたCOMPUTEX TAIPEI 2013で公開した主要な新製品などを含め、今回でほぼ出そろった形になる。
シー会長が今回のタイミングで直接紹介した主な新製品は、同社が今年各地でプレゼンのテーマにしている「We Transform」を実現する製品だ。今回発表されたトランスフォームする新製品を中心に紹介しよう。
ASUS TransBook Trio
ノートパソコン、Androidタブレット、WindowsデスクトップPCと3-in-1で利用できる製品。液晶部分にはAtom、キーボード部分にはCore i7を搭載し、どちらも単独で動作する。価格は14万円弱。
基本はデタッチャブル型のクラムシェル型ノートパソコンだが、液晶部分だけ取り外すとAndroidタブレットとして利用出来る。さらに、本体部分を液晶モニタに接続すればデスクトップPCとしても使用できる。デスクトップPCとして使用している間、Androidタブレット部分を別途利用する事も出来る。
ASUS TransBook T100TA
Atomプロセッサーを搭載したデタッチャブル型の2-in-1製品ながら、タブレットと同等の実売価格5万円前後となる製品。タブレット部分は約550g、キーボードドッグとあわせると1kgになる。キーボード部分はある程度の重量があり、キータッチも通常のノートパソコンと同等。キーボード部分にHDDを搭載した製品もある。
ASUS ZENBOOK UX301LA
価格も20万円を超えるなど、プレミアムUltrabookという位置づけの製品。天板にガラスを使うなど、デザインが非常に美しく、薄いながらも高い堅牢製を実現した製品。WQHD液晶や512GBのSSD搭載モデルなどは、一部店舗で展開しているASUSフラッグシップコーナーで購入できる。
これら以外に通常のノートパソコンASUS Xシリーズも発表されている。国内メーカーがおとなしいのに対し、ASUSは元気いっぱいといったところだ。
上倉賢 @kamikura [digi2(デジ通)]
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