世界最強の情報収集力で予報する米軍台風情報がわかりやすいと好評

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台風が2つ同時に接近中ということで、誰もが気になる今週の空模様。気象庁が発表する天気予報も十分信頼に足るものですが、プロの気象予報士は独自の予報を立てるために、その他にもさまざまなソースを参照しています。

今回紹介する『米軍統合台風警報センター』(JTWC)もプロ御用達サイトの1つ。ハワイにある米海軍の機関が発信する台風情報で、6時間ごとに更新される台風の進路予想と、風速18m/s以上の暴風域の予想範囲図がわかりやすいと好評です。気象予報士だけでなく、船舶・航空会社や漁師さん、ビッグウェーブを追い求めるサーファーにも利用されています。

このJTWCでは、日本を含む各国が観測している気象情報に加え、アメリカ政府および軍が運用する衛星などの観測網も利用して予報を割り出しています。そのため、日本の気象庁が発表する台風の予想進路とは多少のズレが生じることがあります。どちらの予報確度が高いかは断言できませんが、米軍が自国の兵士の命を守るために発表している情報なので、こちらも十分信頼できると言えるでしょう。大事なのは、複数の信頼できる情報源からのデータを比較検討しながら総合的に判断することです。



表示されている時間は協定世界時。+9時間で日本時間になります。台風情報をGoogle Earth上に重ねてグリグリ動かせたりする機能も。コンパの席で「ネイビーがフランシスコとレキマーは上陸しないって言ってたから大丈夫さ、ハハハ!」なんて通ぶってみれば、モテモテになれるかも!?

画像:JTWCより

Joint Typhoon Warning Center (JTWC)[リンク]


※この記事はガジェ通ウェブライターの「ろくす」が執筆しました。あなたもウェブライターになって一緒に執筆しませんか?