セルジオ越後氏がメンバー固定化を批判「本当にこのままブラジルW杯に行くつもり?」
日本代表が11日にセルビア代表と対戦し、0─2で敗れた。本田圭佑、香川真司、長谷部誠、遠藤保仁らいわゆるザックジャパンのベストメンバーが揃って先発した試合は、ボールを保持する時間が長くとも決定機を作るまでに至らず、逆にセルビアに少ないチャンスを確実に決められた。試合運び、局面での1対1という点で相手に力負けしたかっこうだ。
試合後、解説者のセルジオ越後氏はサッカーキングの取材に応じ、次のように語った。
「これが現実だね。W杯予選に敗退し、ベストメンバーではない、しかもスタンコヴィッチの引退試合で気持ち的にも緩さのあったセルビア相手に勝てない。ザッケローニ監督はチャンスの数では上回ったなどと言っていたけど、そんなものに意味はない。W杯に出られないセルビアのほうがレベルが上であり、それに対してまたしても日本は無策だった」
「これまで何度も何度も言ってきたことだけど、このメンバー固定化はまったくポジティブな結果をもたらしていない。本当にこのメンバー、この戦術で来年のW杯本番を迎えるつもりなのだろうか。数少ない貴重な強化試合で、なぜ他の選手、手立てを試さないのか。吉田や香川らまったく試合に出ていない選手が無条件で起用されるのはどういうことか。今の選手たちより状態のいい選手はJリーグにもいる。何のために何度も欧州視察に行っているのかね。危機感と虚無感しか残らない試合だったね」
試合後、解説者のセルジオ越後氏はサッカーキングの取材に応じ、次のように語った。
「これまで何度も何度も言ってきたことだけど、このメンバー固定化はまったくポジティブな結果をもたらしていない。本当にこのメンバー、この戦術で来年のW杯本番を迎えるつもりなのだろうか。数少ない貴重な強化試合で、なぜ他の選手、手立てを試さないのか。吉田や香川らまったく試合に出ていない選手が無条件で起用されるのはどういうことか。今の選手たちより状態のいい選手はJリーグにもいる。何のために何度も欧州視察に行っているのかね。危機感と虚無感しか残らない試合だったね」