いくつ知ってる? 全国のご当地モーニング「朝ラー」「茶粥」「湯葉トースト」
喫茶店の朝の時間帯に、コーヒーやトースト、ゆでたまごなどを割安価格で提供するサービス、「モーニング」。名古屋の小倉トーストなんかが有名ですよね。中京圏の文化というイメージが強いですが、そのほかの地域でも定番のモーニングがあるかも? というわけで、全国のご当地モーニングを調査! あなたの地元はありますか?
●日本各地で食べられている「朝ラー」って!?
「隣の市にラーメンを食べる習慣がある。「朝ラー」と言うらしい」(女性25歳/東京都/商社・卸/技術職)
調べてみたところ、静岡県と福島県のある地域で見られる習慣だそうですね! 「地元では朝ラーがあった」という意見も多く寄せられました。胃に重そうな気もしますが、案外平気なのかも?
●兵庫県の、甘〜いご当地モーニング
「アーモンドトースト。ケンミンショーで紹介されたが、わたしは今まで一度も食べたことがない」(女性25歳/兵庫県/金融・証券/専門職)
アーモンドバターというものを塗って焼くそうですが、このアーモンドバターはそれぞれの喫茶店で自家製してるもので、店によって味が違うのです! 兵庫県姫路市に行ったらぜひ食べてみたいですね。
●味もはんなり? 京都のトースト
「京都のモーニングといえば、湯葉トースト」(男性21歳/京都府/金属・鉄鋼・化学/営業職)
湯葉とパンって、合うのでしょうか!? チーズやマヨネーズと一緒に焼くと一層美味しいんだそうです。
●あの山下清も食べた(かもしれない)、我孫子駅の名物モーニング
「我孫子駅のモーニングといえば、モーニングから揚げそばですね。ちくわとから揚げ3個乗せで一日何も食わないで暮らせます」(男性28歳/千葉県/運輸・倉庫/技術職)
我孫子駅にある弥生軒というお店の名物で、唐揚げ2個入り480円。このお店は昔、日本を代表する画家、山下清が住み込みで働いたこともあるそうです。歴史を感じますね〜。
●1200年以上の歴史を持つ、お粥!
「和歌山の朝ごはんは茶粥」(男性28歳/和歌山県/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)
お米をお茶で炊いたお粥で、通称「おかいさん」。日本に残る歴史書によると、1200年以上前から食べられている食事だとか! それなのに、関東まで伝わってこないのが不思議ですよね。何か理由があるのでしょうか?
◆個性溢れるご当地モーニング
アンケートを集める前は、愛知や岐阜といった定番しかないんだろうな〜と思っていた筆者ですが、意外なことに全国各地に定番のモーニングが存在することがわかりました! 筆者は千葉出身ですが、我孫子駅の「唐揚げそば」の存在を知りませんでした。読者の中にも、地元だけど知らないという方が多かったのでは。全国各地のモーニングを食べ歩くのも楽しそうですよね。いつか長〜いお休みをいただけたらやってみたいなあ。
※『マイナビウーマン』調べ。9月にwebアンケート(有効回答数290件)
※『マイナビウーマン』にて2013年9月にWebアンケート。有効回答数239件(マイナビウーマン会員:22歳〜34歳の働く女性)。
(中村未来/清談社)