生理痛や寝起きの悪さも改善!? 妊娠力をアップさせる「ツボ」3つ

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妊娠だけじゃない! プチ不調も解消する3ツボ



体質改善の強力な味方になるのがお灸や鍼などの東洋医学。仕事の合間やなんとなく不調を感じたときにツボを刺激するだけでも効果があります。


「三陰交」


内くるぶしの中心から、指4本分ほど上がったところにあり、女性にオススメのツボで冷えないからだをつくります。PMS、月経痛、月経不順、むくみにも効果的です。


「関元」


おへそから指4本分下にあり、子宮や卵巣の機能を高めたり、精神の安定や集中力を高める効果があります。月経不順、女性に意外と多い膀胱炎も解消!


「腎兪(じんゆ)」


腕をおろしたときに、ひじと同じ高さの背骨から左右両側、指2本分外側にあるツボ。生殖機能を高めるほか、腰痛や倦怠感を和らげ、寝起きの悪さも改善されます。


お灸やつまようじ鍼で気持ち良さも効果もアップ



ツボは、お灸やお手軽鍼を使えばさらなる効果が期待できます。最近は「お灸女子」という言葉もあるほど身近でお手軽なものになってきたお灸。ドラッグストアなどで売っている台座灸を説明書通りに使えば、ヤケドの可能性も低く、1日数分でできます。やさしい熱で刺激するので、冷え性の人にはぴったりですよ。
また、鍼でオススメなのが、5〜10本のつまようじをゴムで結んで束にした「つまようじ鍼」。本数や力加減を調節しながら、イタ気持ちいい程度の力で刺激しましょう。上記の3ツボだけでなくデスクワークやパソコン作業に疲れたときは頭のてっぺんなどを刺激しても気持ちいいですよ。


→【次ページ】妊娠力の低下を招く、卵子の老化を防ぐためのポイント4つとは?


■監修
高橋みど里さん
鍼灸師、あん摩マッサージ指圧師、柔道整復師。国内外で鍼灸マッサージ治療に従事するほか専門学校講師やセミナー講師としても活躍。最新著書『お灸で冷えとり』(青春出版)では、多くの女性が悩む冷えや女性特有のトラブルの解消法を紹介しています。