モウリーニョ監督「マンUは良く知る相手。戦い方は分かっている」

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 13日に行われるチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦のファーストレグで、レアル・マドリードと日本代表MF香川真司の所属するマンチェスター・Uが対戦する。

 前日会見に臨んだレアル・マドリードのジョゼ・モウリーニョ監督が、マンチェスター・Uに敬意を示しつつ、ビッグマッチを心待ちにしている。『UEFA.com』が伝えている。

 チャンピオンズリーグの再開を目前にしたモウリーニョ監督は、「優勝できないことが失敗だとは思わない。優勝したことのない偉大なチームや監督もいる。レアル・マドリードは“デシマ”(10度目のヨーロッパ制覇)を目指し、私にも3度目のチャンピオンズリーグ優勝が懸かっている。2度の優勝でキャリアを終える気はない」と語った。

 また、名門同士のビッグマッチとなることについて、「会見場の人の多さからも世界の注目度がわかる。我々が望む偉大な試合をみんなが待ち焦がれている」とコメントしたモウリーニョ監督は、「全員が楽しみにしている。どの選手もそうだ。明日スタメン落ちした選手はフラストレーションが溜まってしまうかもしれない。だが、先発で送り出す選手の心配はしていない。このようなビッグマッチでプレーしたいと望んでいるからね」と、選手たちのパフォーマンスに期待している。

 チェルシー指揮官時代にマンチェスター・Uと幾度となく対戦したモウリーニョ監督だが、「イングランドのサッカー文化や(対戦相手の)サー・アレックス・ファーガソンはよく知っている。彼らもまた、良い試合を見せようと思っているだろう。戦術面でハードワークしてきたし、戦い方も分かっている」と、マンチェスター・U攻略に自信を見せる一方、「我々は偉大なチームや監督、選手と対峙することを望んでいる。マンチェスター・ユナイテッドは全てを有しているね。サー・アレックス・ファーガソンとは同じタイミングでキャリアを終えるだろう。彼が90歳で私は70歳だ」と、対戦相手を称えることも忘れなかった。

 試合のキーマンとしては、「素晴らしい選手たちが所属しており、クリスティアーノ・ロナウドだけが特別とは思っていない。でもサッカーのことについて語るならば、彼は別の惑星から来た選手だ」と、古巣対決に臨むエースの名前を挙げている。