「そこに山があるから」の名言を残した伝説の登山家ジョージ・マロリーを演じる? - トム・ハーディ
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 映画『ダークナイト ライジング』のベイン役、『インセプション』『裏切りのサーカス』などで知られるトム・ハーディが、1920年代、三度のエベレスト遠征に挑戦し、三度目にして山頂付近で行方不明となったイギリスの登山家ジョージ・マロリーの伝記的映画『エベレスト(原題) / Everest』で主演のマロリーを演じる可能性があるらしいと、Deadline.comが報じた。

 ソニー・ピクチャーズが製作する本作は、ジェフリー・アーチャーの書籍「遥かなる未踏峰」を基に、映画『ボーン・アイデンティティー』で監督を務めたダグ・リーマンがメガホンを取る。

 マロリーの遺体は行方不明から75年後、1999年に発見されたが、彼が世界で初のエベレスト登頂を成し遂げたかどうか、いまだ謎に包まれている。リーマン自身、熱心な登山家でマロリーのエピソードのファンでもあるそう。

 事実と想像の世界が絡み合いながら、エベレスト登頂に挑戦した男のロマンが描かれることになるのだろうか。撮影、公開時期ともにまだ明らかになっていない。(鯨岡孝子)