東京で生活しているという女性ブロガーのPandaYawenさんが、自らのブログで日本の化粧文化について紹介している。

 筆者は、街中で化粧をしていない女性がいたなら、それはほぼ間違いなく中国からの旅行客だと断言する。なぜなら、日本人は若い女性から70、80代の女性まで化粧をするからだという。

 そして、日本人にとって化粧は「礼儀」の1つとなっており、化粧をせずに外出して人と会うことは無礼なことなのだと自らの見解を綴る。日本の生活はストレスが大きく、目の下にクマができるのはやむを得ないことであり、化粧でそれを隠すことができるとも述べた。

 筆者は「日本の夫は一生、化粧を落とした妻の顔を見ることがない」と冗談混じりに述べ、本当かどうかは確かめようがないと前置きしながらも、「妻は夫が起床する前に化粧を終え、夫が寝るまで化粧を落とさない」からだと述べた。

 東京の生活にも慣れてきたという筆者は、化粧カバンの中身も増えてきたそうだ。今では日本人のように化粧をするという筆者は、もともと肌の色はそんなに白くないそうだが、日本に来てから「美白化粧品」を使うようになったという。そのためか、8割ほどの人が筆者のことを日本人だと思うそうだ。理由を聞くと「肌が白いから」と答えるのだと、うれしそうに語った。(編集担当:畠山栄)