成田空港に姿を現したザック・エフロン

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 13日、出演最新映画『ニューイヤーズ・イブ』プロモーションのため、米人気俳優ザック・エフロンが、2年7か月ぶり4度目の来日を果たし、成田空港に駆け付けた約600人のファンの前に姿を現した。映画『セブンティーン・アゲイン』のプロモーションで来日した前回を大きく上回るファンの歓迎に、ザックはもみくちゃにされる寸前。ファンに笑顔を振りまきながら、足早に空港を後にせざるをえなかったザックは、その後、日本のファンに向け、「ファンのみんな、愛しているよ。早くみんなに会えるのを楽しみにしている!」とメッセージを届けてくれた。

 17時30分すぎ、ジーンズ、黒の皮ジャンにグレーのマフラー、黒のサングラスというスタイルで成田空港到着ゲートに姿を現したザック。集まったファンの中には、5、6時間前からザックの到着を待ちわびていたファンもおり、ザックの登場前より、一般客をザックと間違え大歓声を上げるほどボルテージは最高潮。前回来日時よりすっかり大人の雰囲気を漂わせていたザックだが、ファンへのサービス精神は変わらず、すぐにサインをしようとファンの元へと向かった。しかし、ファンの熱狂によりザックの身の危険を感じたスタッフたちにより、ザックは足早に空港を去ることになってしまった。

 東日本大震災後、ミラ・ジョヴォヴィッチ、ジャッキー・チェン、ブラッド・ピット、トム・クルーズなど、かねてより日本と親交のあるスターたちは、来日をしてくれたものの、ハリウッドスターの来日は激減。そんな中、忙しいスケジュールの合間をぬって来日を決めてくれたというザックは、「自分を応援してくれるファンのみんなに会いたかったから、来日を決めたんだ。家族や友人は特に心配していなかったよ」と日本のファンに心強いコメント。日本食ではラーメンがお気に入りのザックは、前回来日時も「ラーメンを食べるのが楽しみ」と語っていたが、今回も「滞在期間は短いけれど、ラーメンは食べたいな」。なお、ザックは、14日に舞台あいさつ、15日に記者会見を都内で行う予定。「早くみんなに会えるのを楽しみにしている!」とそれらのイベントも楽しみにしてくれているようだ。

 ザックが配達員の青年を演じた『ニューイヤーズ・イブ』は、『プリティ・ウーマン』のゲイリー・マーシャル監督がメガホンを取ったロマンティック・コメディー。ザックのほか、ハリー・ベリー、ジェシカ・ビール、ジョン・ボン・ジョヴィ、アビゲイル・ブレスリン、クリス・“リュダクリス”・ブリッジス、ロバート・デ・ニーロ、ジョシュ・デュアメル、キャサリン・ハイグル、アシュトン・カッチャー、セス・マイヤーズ、リア・ミシェル、サラ・ジェシカ・パーカー、ミシェル・ファイファー、ヒラリー・スワンクら豪華キャストが集結し、大晦日を過ごす人々の物語が交錯し、観客に温かな感動を届ける一作を仕上げた。ひさしぶりにザックの歌声を楽しめるシーンもあるので、ザックファンにとってもたまらない作品となりそうだ。(取材・文:編集部・島村幸恵)

映画『ニューイヤーズ・イブ』は12月23日より全国公開

【関連情報】
映画『ニューイヤーズ・イブ』オフィシャルサイト
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